25.07.09
『BCP(事業継続計画)と、オフィス防災に必要な備蓄品リスト』大公開!
オフィスの防災対策を見直すなら「不燃パーテーション」から!災害に強い空間づくり完全ガイド
1. なぜ「不燃パーテーション」が注目されているのか
オフィスの安全性を高めるために、「燃えにくい間仕切り」である不燃パーテーションが重要視されています。災害時に命を守り、業務を止めないための基本です。
2. 防災とオフィス内装の関係性
内装設計の工夫で、火災や地震の被害を軽減できます。例えばパーテーションの素材や配置は、避難のしやすさや炎の広がり方に直結します。
3. 不燃・準不燃・難燃の違い
区分 | 性能の目安 | 基準 |
---|---|---|
不燃 | ほとんど燃えない | 20分以上燃焼しない |
準不燃 | ゆっくり燃える | 10分以上 |
難燃 | ある程度燃えにくい | 5分以上 |
4. 不燃パーテーションの構造と素材
主な構成は以下のとおりです:
- 表面材:アルミやスチールなどの金属
- 芯材:石膏ボードなどの無機系不燃材
- 塗装:耐熱塗装や焼付塗装
5. オフィスにおける火災のリスクと対策
電気機器の発熱や配線トラブルによる火災を防ぐには、不燃素材で内装を仕上げ、延焼リスクを抑えることが大切です。
6. パーテーションの転倒と地震対策
- 床固定・天井固定で耐震化
- 耐震設計済の製品を選ぶ
- 倒壊防止のベースプレート設置
7. 安全な避難動線の確保とは
非常口までの通路をふさがない設計にすること。視認性の高い誘導サインや、照明設備の整備も重要です。
8. オフィス防災に必要な備蓄品リスト
- 折りたたみヘルメット
- 非常用トイレ(1人5回分×3日分)
- 保存水・食料
- 懐中電灯・モバイル電源
- アルミブランケット
9. BCP(事業継続計画)と内装の関係
災害後も業務を止めずに済むように、不燃内装と備蓄を準備することがBCPの基本です。自治体の補助金を活用する企業も増えています。
10. まとめ
不燃パーテーションを中心とした防災内装は、「命を守り、会社を守る」ための投資です。安全なオフィス環境づくりを、今こそ始めましょう。