空間を区切るパーティションから、空間を創るパーティションへ。この進化と時代的背景によって、さまざまな機能が求められるようになりました。
例えば、火災などでも燃えにくい不燃性、より安心感が得られる堅牢性・耐久性、音や声の漏れを防ぐ遮音性、ドア開閉時の静音性など。これらの機能を持ったパーティションは、オフィスだけでなく、工場、学校、病院、介護や公共施設など、さまざまな場所で活用されています。
高層建築には防火性の内装制限があり、最近のオフィスビル高層化によって、不燃性パーティションの需要が日に日に高まっています。アルピックでは正規の不燃認定を受けた「不燃性アルミパーティション」と「スチールパーティション」を用意しています。不燃性はスチール製が一般的ですが、当社アルミ製は難燃性のコアを採用して高い不燃性を実現しました。デザイン性を活かして、オフィスの禁煙スペースなどにお使いいただいています。
地震などの影響により、パーティションも堅牢性・耐久性が重要視されるようになっています。当社「スチールパーティション」は堅牢性・耐久性において、特に高い安心感を誇っています。スチールが持つ重厚感あるデザイン性もあって、社内的な空間のほか、応接室や会議室、セミナールームなど、対外的な空間でも多く使われています。
隣の音が気になる、話している声が筒抜けで困るなど、パーティションにも遮音性を求めるケースが多くなってきています。そういう場合、「スチールパーティション」をおすすめしています。遮音性に優れ、内部が空洞になっている2枚パネル構造によって音や声の漏れを防ぎます。また、静かにドアの開閉ができる静音性に富んだ「スライドドア」もあります。音も静かで滑らかに開閉できるので、特に病院や介護施設などで喜ばれています。
空間を創るパーティションは時代に呼応し、その用途を大きく広げています。オフィス空間では、ホワイトボード機能を持たせた「ホワイトボードパネル」。工場では、屋根付きの「ファクトリーブース」。レストラン・ホテルや学校などでは、「スライディングウォール」。
その他「トランクルーム」や「トイレブース」など、時代が求める空間にいち早く応えて、パーティションの概念を超える活躍をしています。