
『どん底に落ちた男達のDNA! どん底から這い上がった男達のDNA!』掲載しました

『社長の条件』 part-1 序章 2014.10.14
2007年7月 出版社「経済界」から第一版が出版された 『社長の条件』 著者 石橋崇
どん底に落ちた男たちのDNA どん底から這い上がった男たちのDNA
自戒を含め、弊社HPのニュースコンテンツに不定期に投稿いたします。
講読して頂けましたら幸いです。。。
はじめに
「不易流行」・・・聴きなれない言葉かもしれない。
時代が移り、人が変わり、新しみを求め、変化しても根本は変わらない。普遍である。
新しみを追い求めることは時代の流れに対する必要性なのかもしれない。また時がそれを求めることも現実の有りようかもしれない。
しかし、世の中が、いや人がいくら変わろうとも「生きる」原動力たるや、いたって単純なものである。それは「自分自身に実直」か否かである。
漆器はそれを創る職人の手により、何度も漆の上塗りがされ、何度も磨かれ、厚みを増し、永遠の美しさと強さをかもし出す。
人は何度も決意し志を立て、何度も失敗と挫折を繰り返し、またそれ以上の決意をし、厚みを増し、自身の覚悟とし、やがては「信念」という言葉に近づいていくものだと私は感じている。
自分自身が何をしたいのか何を追い求めていくのか、私(あなた)しか決められない。たとえ動機がなんであろうが・・・。
人や企業は、世の「必要性」に大きく左右されながら生きている。これが現実だが、はたしてそれは私たちにとって真実と言えるものなのだろうか?
そう、それは「必要性」ではなく自身が何かを「欲する」、あるいは「欲される」ということである。
本書で出会う主人公は私(あなた)自身である。
立志し、正義感に燃え、真摯に今を生きる傍ら、その対極では心の中は常に揺れ、不安と焦燥感に駆られ、安易に楽な道を選ぼうとする、弱く、だらしなく、自分勝手な人間である。
何度も言おう、人だからこそ決意の上塗りが出来るのだと!
そして強くなれるのだと。
誤解しないで欲しい、本書は失敗と挫折を美学にしてはいないことを!!
彼は常に「新たなる挑戦と責任」を快く受け入れていたのだ。(石橋)